・インタビュー
名高 結婚相談所「コスモベルナール」を立ち上げられた経緯から聞かせてください。
渡邉 結婚相談所を介して主人と出会ったということも大きいですが、実際に立ち上げる決め手になったのは、家事だけでは物足りないと感じたからですね。電話とパソコンさえあれば手がけられる仕事ですし、人の幸せをプロデュースできるわけですから、大きなやりがいを得られるに違いないと考えました。
名高 晩婚化が進み、出会いをプロデュースする事業所も増えました。そのなかでこちらのサービスの特徴を伺えますか?
渡邉 どのような時でも、親身な対応を心がけていることですね。お客様に悩みがあれば、私もそれを分かちあいます。ともに悩み、ともに幸せを掴もうというのが私どもの姿勢です。成婚を見据えながらも、それをゴールと捉えるのではなく、その先の生活も幸せでいられるプロデュースを目指しています。
名高 寄り添って頂けるというスタンスは心強いですね。では、顧客の年齢層としては?
渡邉 かなり幅広いですが、多いのは40代の男性、30代の女性ですね。「コスモベルナール」では主に、毎月約1200人以上の方が入会される日本仲人連盟・IBJのネットワークを利用しています。それを活用しても、どうしても相手が見つからないというケースでは、海外に目を向けることもあります。
名高 幸せが生まれる最前線にいるわけですから、やりがいも大きいと思います。
渡邉 そうですね。お客様が成婚に至り、幸せそうな笑顔を見せてくれたときなどは心から嬉しくなります。全てが思ったようにいくとは限りませんが、そうした苦労を上回る喜びが待っているわけですから、あと10年くらいはこの仕事に携わっていたいですね。
名高 最後になりますが、婚活中の方にメッセージを頂けますか?
渡邉 例えば2人の気になる方がいた場合、自分では判断できないケースもあるかと思いますが、そのようなときに欠かせないのが経験です。私はこれまでたくさんの方々を良縁に導いてきたこともあり、最適なアドバイスができると思います。こうしたことを含め、結婚のことなら何でも気軽に相談して頂きたいですね。
■ゲストコメント
名高 達男
インターネットの登場で、人と人とが簡単に繋がる時代になりましたが、生身の人間からアドバイスをもらっての出会いには勝りません。人を幸せに導く大変やりがいの大きな仕事だと思いますから、10年と言わずに、生涯現役で頑張ってくださいね。